電気工事というものはその多くが誰もができる工事ではありません。電気は使い方を間違えると大きな事故や火災につながるものですが、安全に電気を使用できる環境を整えることによって、人々が安心して生活できるツールとなり、地域の人々の役に立つ生活インフラとなります。
今回は、電気工事を行う電気工事士について簡単にお話をしたいと思います。
電気工事士とは、電気設備の安全を守るために行われる工事に従事するために、電気工作物の工事に関する専門的な知識と技能を有するものに与えられる国家資格のひとつです。
また、一定の資格を持たない人（電気工事士でない者）が、一般用の電気工作物や500kW未満の自家用電気工作物の工事を行ってはならないことが法令で定められています。
電気工事士には第二種電気工事士と第一種電気工事士があり、第二種電気工事士では600V以下で受電する一般の電気工作物の取扱いができますが、第一種電気工事士は第二種電気工事士が行うことのできる作業範囲のほかに、500wK未満の自家用電気工作物の取り扱いや大きな施設での電気工事などが可能です。
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